書き下ろしの最後の1編を除き、全て既に読んだ話ではありますが、何となく全部読まされてしまいました。
(1冊読まされても、大した時間が掛からないのがコミックスの良いところ)
それはさておき。なぜこの本が出版されるべき必然性があるのかが分かりました。
つまり、ガウディズ・ゴーストのエピソードの、フルカラーと2色のページを色つきで再現するためですね。通常のコミックスではモノクロページだったような気がします。しかし、このエピソードは色が重要なエピソードであるため、おそらくは雑誌掲載時に付いていた色を再現することに価値があったのでしょう。たぶん。(本当かどうかは知りませんが)
と言うわけで(って、どういうわけだ?)、ギャラリーフェイクを全巻永久保存するには本棚が足りませんが、これ1冊ぐらいはずっと本棚に入れておいても良いかもしれないと思いました。